チベット、14世紀
寸法:13.5 cm
本作は、14世紀チベット製の鍍金ブロンズによる阿弥陀如来像です。阿弥陀如来は、無限の寿命・智慧・福徳を司る仏として信仰されています。如来は二重の蓮華座に座し、両足を組んで大蓮華座を取り、両手は膝上に重ねてバイラヴァ・ムドラーを結んでいます。 冠、首飾り、腕輪、足輪などの装飾は、ターコイズ、ラピスラズリ、真珠、珊瑚で彩られています。頭部には仏教に典型的な宝冠を戴き、髪は三層に結われた高い髻にまとめられ、側面には花文様の装飾が施されています。両手に持つ宝瓶はストゥーパを思わせる形で、永遠の命の霊薬が入っているとされ、その側面にも宝石が嵌め込まれています