緑多羅菩薩 石造像

ネパール、16世紀

寸法:高さ11.5cm

本作は、16世紀ネパールで制作された緑多羅菩薩(グリーン・ターラー)の石造像です。多羅菩薩は蓮華座に座し、片足を下ろした遊戯坐の姿勢をとっています。右足は蓮華の上に置かれ、他者を救済するためにすぐに立ち上がれるという能動的な慈悲の姿勢を示しています。 右手は与願印、左手は説法印を結び、教えと施しを象徴しています。身体は非常に細身で女性的に表現されており、複数のネックレスや腕輪を身につけています。頭部には華麗な宝冠と大ぶりの耳飾りをつけており、これらはすべて霊的な純粋性と高貴な地位を表しています。 背後には蓮華の花が咲き、葉型の**光背**が菩薩を包むように配置されています。